コミックレビュー3冊
羽海野チカ『ハチミツとクローバー 6』を読んで、身につまされる思い。
竹本さんの「やりたいことがみつからない」感覚、周りの人間は才能もきちんとやりたいこともあって、それに向かって努力しているのに、自分だけは同じところをぐるぐる回って何だか取り残されているような感覚。なんだか突然一人きりで時間、そんな被害妄想にも似た感覚に突然襲われることは良くあって…その感覚がこのマンガ特有のモノローグ表現で畳み掛けるように。ヤヴァイです。
自分はヒーローでもヒロインでもない「からっぽ」であるという感覚は浅野いにお『素晴らしい世界 2』でさらにはっきり描写されていてますます。
でも、結局、それでも前に進むのが、この2冊の登場人物たち。ハチクロの森田さん(もともと迷っちゃあいなかったけど)は多分、自分の気持ちに気が付いて自分が大事にする人間に気が付いたし、『素晴らしい世界』の登場人物たちも同じように、どーしようもない閉塞した世の中で、大事なこと(多くは、大事な人)を見つけられて、結局、こういう孤独感って、一人でうだうだ考えるからいけないわけで、きちんとそういうことに向き合えば解決しちゃったり。。
宇仁田ゆみ『トリバコハウス 1』は、とってもハッピーな感じ。だけど、束縛されてる感じの方が楽しいじゃん!とか、、そういうのから抜け出してハッピー目指すお話!
Posted by Ken.eu at May 29, 2004 06:17 PM | コメント (0) | トラックバック (0)