ブランド志向、というとあまり良いイメージを持たない人も多いです。以前に(03年春くらい?)、日本経団連会長の奥田氏が日本人がブランド商品にお金を費やす事を批判して、もっと堅実なお金の使い方した方がいい、みたいな事をおっしゃっていましたが、果たしてその言説は正しいのでしょうか?
商品に対して、機能以上の価値を認めその対価を支払って購入する、その事に問題は無いどころか、販売側にとっては目指すべき地点でしょう。人はパンのみに生きるにあらず、何か機能以上の豊かな価値を商品に対して要求するのは当然の事であり、それにこたえられない企業にこそ問題があります(正直、上記の奥田氏の発言を見かけて、そんな意識だからトヨタも日本企業もブランド構築に失敗しがちなんだよ、、とか思ったんですが)
まあ、ブランドっていうものは、基本的に消費者の心理の中に形成されるものなので、経営者にとってはわかりにくく、あんまり触れたくない分野だと考える人もいるのかもしれません。確かにブランドの効果の判定はかなり難しいものです。数量的には、消費者購買履歴データを多項ロジット・モデルとして多変量解析してブランド効果を出したり、経済産業省がやってるような原価と販売価格の差とか多角化の効果とかの超過利潤を元にして算出したりとかが、ありますけど、どれも決定的とは言えない気がしますし、そもそも手法が複雑化しすぎて良くわからないです。
そこで、私は画期的にシンプルな新しいブランド評価基準「luv」を編み出しました!
※注 以下、かなりふざけ気味のお話です。
このモデルでは、人がブランドを求める理由の中でも自己顕示がしたい!という欲求にブランドが答えるという効果にまずは着目します。
そもそもブランドと言うものはあらゆる商品に発生するものです(SONYにも早稲田大学にも少年ジャンプにもブランドというものはあるでしょう)しかして、人がブランドと言う言葉を聞いて第一に思い浮かぶのは、所謂ブランドモノと呼ばれる存在、ルイ・ヴィトンやティファニーといった服飾のブランドです。この事は、ブランドの本質が「自らを飾ること」である事の一つの暗喩であるように思われます。
では何故、人は「自らを飾ること」を求めるのか? 根源的には、異性にもてたい!(同性の場合もありますが)と言う欲求故の行為ではないでしょうか。他者の目を気にする、その意識が最大限に発揮されるのはやはり、意中の相手に見つめられる時であるはずです。
まあ、3次元の相手には興味が無い!と言ってはばからず、2次元のメディア上の対象にばかり萌えて、ときめいてる困ったサン?も結構いますが、それすら、根源的には3次元の対象へと振り向けられる欲望を、別の対象に転化してるだけに過ぎず、結局はその恋愛への欲望から逃れられてはいないのです。
話がそれましたが、ブランドが自分を飾るものであり、自分を飾る最大の理由が恋愛対象への欲求であるのならば、逆に恋愛対象への欲求からブランド価値を鑑定する事も可能なはずです!
その思想に基づき開発されたブランド価値評価基準「luv (ラブ)」
使い方はとっても簡単。充分な数のアンケート調査被験者を用意して
「あなたはこの商品を自分が本気で片思い中の相手の前で使いたいと思いますか?」と聞くだけ。
例えば、ある商品Aを、意中の相手の前で使いたいと60%の被験者が答えたならば、その商品のブランド価値は60luvになるわけです!なんてわかりやすいんだ!
などという事を、どっかのコンサル会社が企業に売り込んで金銭をふんだくったら、多分その企業の経営者はブランド嫌いになるんだろうな、、と。
Posted by Ken.eu at November 26, 2003 09:05 PM | コメント (2) | トラックバック (1)面白かった☆
Posted by: さーか at November 29, 2003 05:02 PMへえぇって笑っちゃった。おもしろいこと考えますねー。
それ実際やったら楽しいかも。
カルチェは?バーバーリーは?想像ふくらみます。