September 08, 2003
またBlogの将来とかについて予想してみる。

blog::TIAO > ブログを語るのではなくコンテンツを語ろう
http://blog.readymade.jp/tiao/archives/000224.html

 確かに、一次メディアとしてなかなか「これは!」ってコンテンツはなかなか無いですね。。システムばっかリ注目されて、コンテンツが伴っていない、って批判は実際そうだと思います。

 ただ、以前に同じMAOさんのBlogでみらのサンのMT日本語パッチが2500件程度しかダウンロードされてないってエントリーを読んで、そもそも総数がそれだけしかない状況で、その中だけに無理矢理範囲を限定した上で良い物探せ、ってのも酷かなぁ、、と。
 『Blogの魅力!』で書いたとおり、自分はBlogのツールとしての可能性を信じてますし、自分自身もこのBlogに限らず、いろんなトコでその可能性は模索していこうとは思っています。こんなに良いシステム使ってるんだから、ちゃんと良いコンテンツが伴うようにがんばらなくては。。

 以下、引用文に反して、ブログそのものについて語っちゃいます(笑

 まず、Blogには良いコンテンツが無いって事の原因はただ一つだと個人的には思ってます。そもそも良いコンテンツかどうか、の判断基準が人それぞれである以上 (ビジネス情報が欲しい人と笑いを求めている人が、一つのサイトで同時に満足するなんて事があるだろうか?)、ランダムにページにアクセスした時に自分の感性にヒットするページに巡り合えるか否か、は結局のところ 確率論上の問題になってきます。だとしたら、Blogに良いコンテンツが少ない理由は、「Blogの総数があまりに少ないから」、でしょう。
 これまでの数年間に、それこそ星の数ほどのページを蓄積してきた非Blogなサイトと、ツールによって無理にカテゴライズされ、範囲が極端に限定されたBlogサイトと、それぞれの中で、どちらが良いコンテンツが多いか?って言われたら前者なのは火を見るより明らかでしょう。

 けどまあ、非Blogサイトにはtrackback送れないし、Blogユーザとしては良いコンテンツはBlogでパブリッシュして欲しい(それに限らず、同じツール使ってるとノウハウやプラグインが蓄積されるとか、ネットワーク外部性が働くから、そう思うのは当然でしょう) なら、Blog全体の数ってどうやったら増やせるんだろう?って考えた時に、誰でも書けるようになるインターフェイスとかツール周りの話になってしまって、何時の間にかコンテンツの話はされなくなっていく、、と。その辺、「鶏が先か、卵が先か」的議論な気がしますが、まあ、あーだこーだ騒いでるうちに何時の間にかツールもコンテンツもそれなりのものが出来てる、ってパターンが個人的に予測されます(笑

 でも、「Blog自体についてやたらと語られる」って事は、即ち「Blog自体について語られるべき事が残っている」事なんだろうと。ありとあらゆる可能性が試されて、ペンペン草一本生えないような状況なら誰も語ろうなんて思わないでしょう (誰が今更、<frameset>タグの可能性について熱く語るでしょうか?)
 これからも、Blogのツールとしての、あっと驚くような使い方がいろいろ提供されて、その中にきっと素敵なコンテンツもいっぱい含まれてるに違いない!と思っています。 ←ヒトゴトじゃなくて自分でもがんばって作らなくちゃね。。

 それにも関連して、BlogベースのCMSの商業利用の拡大という、MAOサンの言うところの「一次インパクト」の商業規模、及び周辺への影響は、個人的には相当大きいものになる気がしています。委託業務として考えたサイトデザインだけに限ってみても、果たして2年後に企業が、サイト更新のたびにGoLiveやタグ打ちのデザイナーにいちいちやらせるか、それとも最初にBlogライクなCMSを導入して、それにエントリーやらプラグイン的な追加システムだけのっけてくか?って考えると、後者に相当流れてる気がします (4日のBlogカンファレンスで平田氏にXML-RPCの外部システムとの連携のし易さを嫌というほど見せ付けられましたし)

 Blogなんて、ネットワーク志向だなんだって騒いでるけど、所詮は日記サイトに毛が生えたようなもんしかないじゃないか、って意見も尤もで、実際問題そんなコンテンツばかりかも、、って私も思わない事も無いです。。けど、少なくともwebに関するビジネスや分析をやってこうっていう人なら、「web日記と一緒だから」って理由で思考停止したらまずかろう、とも同時に思うのです。
 結局、今、自分がmovabletype使ってる理由の一つとして、そういうインパクトが発生した時に流れに乗り遅れ無いようにする為に (私自身、↑のような事態が絶対起こるって信じてるわけじゃないです。先のことは誰にも判らない!) とりあえず、今のうちからフォローしとこうっていうのは大きいです。
 正直、こんな内容を公開するだけなら、さるさる日記で充分だもん(笑

Posted by Ken.eu at September 8, 2003 10:13 PM | コメント (3) | トラックバック (2)
コメント

euriさん、コメントとトラックバックありがとう。
blog::TIAOのノネコことMAOです。blogMLでeuriさんの発言はみていました。
さてブログ、ブログと最近はよく耳にするようになってきたといってもまだ日本のブログ使っているユーザは一万数千人ってところじゃないだろうか?
素晴らしいコンテンツを持った人気ブログサイトが登場する確率は一体どのくらいか? 百分の一、いや千分の一。そう考えるとまだ始まったばかりなんだよね。
ツールとしてのブログは確かに面白いし、可能性に満ちていると思うのだが、それを引き出すのはやはり使っている人たちなんだ。
いろいろな使い方が出てきてこそブログというツールも進化する。お楽しみはこれからだ!って理解しています。

Posted by: MAO at September 9, 2003 03:59 PM

 実はMAOさんのコンテンツはかなり注目させて頂いてます(笑

 アート分野にもちょっと興味があるので。。というか、どちらかというと、アート自体というよりは如何にアートを社会化していくか、とかアートマネジメントな方向なんですが。

 今後もがしがしtrackback入れさせてもらう予感がするので何卒です!

Posted by: euri at September 10, 2003 03:24 AM

北京にいた頃の怪しげなアーチストたち(何人かはすでに中国の現代アートを代表するまでに出世!)との記録をぼちぼち整理してますのでご覧下さい。アートマネージメントってどういったことなんですか? 実はアート業界には疎いのです。海外にしても日本国内でもアートというのは権威と権力が幅を利かす世界ですからね。おっかないところです。

Posted by: MAO at September 12, 2003 03:40 PM
コメントの投稿!









Remember personal info?







トラックバック

このエントリへのトラックバックURL:
http://nanitozo.com/log/cgi/mt/mt-trackback.cgi/212

トラックバック元のサイト
Euriくんとの対話、そして福岡
Excerpt: Euriくんからトラックバックやコメントをもらっていたので、彼のサイトを時々覗くようになった。「blogを楽しむML」でもなかなか的確なコメントをしていたので、話してみたくなる。サ...
Weblog: blog::TIAO
Tracked: September 19, 2003 11:52 AM
Euriくんとの対話、そして福岡
Excerpt: Euriくんからトラックバックやコメントをもらっていたので、彼のサイトを時々覗くようになった。「blogを楽しむML」でもなかなか的確なコメントをしていたので、話してみたくなる。サイトを調べるとメルアドがあったので挨拶と簡単に趣旨を伝えると、快くIM対話を了解して...
Weblog: blog::TIAO
Tracked: August 17, 2004 07:09 PM